2019年3月号編集詳細

スキルアップのための計装機器"再考"シリーズ(4)「マイクロ波式/超音波式レベル計」

 産業IoTやディジタル工場が標榜される時代を迎えて,もの作りのシステムのあり方も多様な角度から見直しが始まっています。省力化と生産の効率化,運転・操業改善,さらなる情報化といった課題が否応なしに突き付けられていますが,そうした状況にあってもプラント計装の原点は現場にあることは言うまでもありません。特にフィールド計装機器は監視制御システムの発信器/操作器として重要な役割を担ってきています。しかし,少人化やディジタル化の進行とともに現場力の育成や技術継承が課題とされている近年の情勢にあって,計装機器の健全性が安定・安全操業にとっていかに重要なのか改めて問い直す時期にあると考えます。
 そこでこの企画では,プラント計装で重要な発信器/操作器に改めて焦点を当て,シリーズとしてその役割や機能,保全などについて“再考”します。これは次代を担う若手計装エンジニアを対象にスキルアップに向けた有用な知見・情報を得る機会とすることを目的としたもので,基礎知識や最新動向を含めて取り上げます。
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   今月は本シリーズ企画の第4回として,レベル(液面・界面)計の中から非接触タイプのマイクロ波式と超音波式に焦点を当てます。測定対象の性状やプロセスの構造,環境条件に対応してどのような選定と適応が必要となるのか,基礎技術や事例の解説とともに,適用範囲が拡大するなど高機能化する最新製品の動向をまじえて考えます。

【ユーザレポート : 選定視点と評価】
●化学工場におけるマイクロ波式/超音波式 レベル計の選定視点と運用評価
………………………………………三菱ケミカル  福 田 光 史
【製品動向 : ベンダソリューション】
●ディジタル技術によって進化する マイクロウェーブ式レベル計
………………………………………エンドレスハウザージャパン 正 木 義 久
●超音波式/マイクロウェーブ式レベル計の 使い分けと粉体計測における留意点
………………………………………ノーケン 森 秀 之
●非接触レベル計の利点と使用環境 −マイクロ波レベル計と超音波レベル計
………………………………………東京計装 谷 多久二
●適用範囲が拡大した 最新80 GHzレーダレベル計
………………………………………横河電機 菊 池 雄 一
●マイクロ波(レーダ)レベル計の概要と特徴 −プロセス計測用/タンクゲージ用
………………………………………日本エマソン 加 藤 守/川 口 裕
●マイクロ波式レベル計の活用事例
………………………………………東京計器 金 本 幸 司

【Solution】
●製造部門の業務効率を高める 「産業RPAコンサルティング」
………………………………………ジェイティエンジニアリング 福 田 敏博
【New Products】
●現場の声から生まれた 新しいバイパスブローバルブ −高圧蒸気のブロー後でも確実な閉止を実現
………………………………………テイエルブイ 土 岩 仙 明
●超音波伝搬時間を利用した 非接触型液体濃度計の特長と適応分野
………………………………………フレキシムジャパン 小 橋 雅 彦
●MODBUSデータ伝送を利用した マルチチャンネル形放射温度計
………………………………………GMIジャパン 田 中 健 一

《連載》
●仮想ドキュメント:工場活性化に技能・技術・弾力性をどう活かす(第3回・上) ………………………………………技術コンサルタント/江口 元
●スマートファクトリを目指して 追補版 第2回 工場のプロセスエンジニアリングとは
………………………………………ProActs LLC 和 田 哲 也
《参考資料》
●JPCERT/CCインシデント報告対応レポート [2018年10月1日 〜 2018年12月31日]
………………………………………JPCERTコーディネーションセンター