2020年4月号編集詳細


シリーズ企画 現場改善・作業支援ツール/システムの活用(2)

 安定・安全操業は製造業における希求の命題です。そうした中で現場では,少人化や設備縮小を背景に生産性や品質などをいかに維持・向上させていくのか,またさらなるコスト削減や効率化,安全対策を具体的にどのように進めていくのか,喫緊の課題と言えます。こうした課題は運転,保守・点検といった現場フィールド業務へも波及しており,増加する負荷・作業をいかに軽減していくか,不可避の今日的テーマとなっています。
 そこでこの企画では,昨年12月号で実施した企画「ZOOM UP:現場改善・作業支援ツール/システム」の第2弾として,改めて現場の作業や業務の改善・支援のためのツール/システムに注目します。今回は作業の安全と効率化,均質化,ミス防止に向けたノウハウなどの技術継承といった現場ならではの課題とともに,ユーザの改善への取り組みや今後のニーズを紹介します。また,新たな着想やアイデアに基づく最新ソリューション技術を取り上げ,適応方向を考えます。


【ソリューション】
●運転操業日誌の電子化と情報の共有化を進める作業支援ツール
…………………………………………東芝三菱電機産業システム 藤田 真治
●AR とIoT を連携させた設備保全効率化ソリューション
…………………………………………コネクシオ 北 満彦
●4種7シリーズのガス検知と長期連続使用が可能なポータブルガスモニタ
…………………………………………理研計器 杉山 浩昭
●防爆タブレットPCと防爆ビデオカメラによるモバイルソリューション
…………………………………………バルテック・ジャパン 上原 利重


シリーズ企画 計装ギャラリ「進化するプロセス計装機器」(第12回)

 グローバル化する製造業の多様な環境の中で,プロセス計装は現場力の向上,設備能力の増強を進めていかなくてはなりません。そのためコンピュータや通信技術をフルに活用し,プラントの統合・設備管理,そしてスマート工場化などを進めていますが,その基礎となるプロセス計装機器の更新・増設は欠かせません。
 そこで本企画では,シリーズとして発信器や操作器といった生産現場で重要な役割を担うプロセス計装機器に改めて着目し,その進化の動向などを紹介して行きます。 この企画では,“進化するプロセス計装機器”として対象機器を
(1)プロセスセンサ:温度・圧力・流量・レベル
(2)操作機器/安全機器:バルブ・ポジショナ/検知器・警報器,防爆機器
(3)プロセス分析機器:ガス分析/溶液分析
に分類し,新製品として発表された機器などを対象に,ベンダ/サプライヤからの投稿申し込み形式(あるいは当方からの直接依頼)により随時,誌面上に紹介して行きます。 また,フィールド現場への適用・運用事例や改善・検証事例などについてもユーザレポートをまじえて随時取り上げて行きます。

【プロセスセンサ】
●TDR(時間領域反射率測定法)を用いたガイドパルス式レベル計
………………………………………………………ノーケン 田中 稔秋
●低温45℃からの金属表面が測定できる高機能放射温度計
………………………………………………………カレックステクノロジー 田中 健一
【操作機器/安全機器】
●現場の保安力を向上させるガス検知警報器
………………………………………………………新コスモス電機 中嶋 信二



《主要記事》
[Solution]
●工場のスマート化へ向けた離散系シミュレーション活用の実践技法
…………………………………………ライジングサン/小崎恭寿夫
【連載】
‖視点・論点‖−AIは計装に適応するのか−
●第2回 計装・計測分野におけるAIの位置づけ
………………………………………………………キーワード 酒井 孝正
【連載】
長期安定操業への新たな実践的データ活用法〜ヒートバランスと新ソフトセンサ〜
●第3回 蒸留塔トレイロードセンサ計算での前処理と留意点
………………………………………………………Eテックコンサル 本田 達穂

《参考資料》
●「プラントにおけるドローン活用事例集」
………………………………………………………経済産業省公開資料より
●JPCERT/CC インシデント報告対応レポート[2019 年10 月1 日〜 2019 年12 月31 日]
………………………………………………………JPCERT コーディネーションセンター