月刊「計装」の工業技術社は工業計測分野の
技術誌・専門図書を発行している出版社です。
月刊「計装」を発行して以来、65年、創刊800号を迎えました。

INSTRUMENTATION
CONTROL
ENGINEERING
お知らせ
最新号の紹介
今月の月刊「計装」 【3月号】
これからのMESの役割と機能~現場適応の考え方・進め方

膨大なデータを目的に合わせていかに的確に収集・処理・抽出して有用情報として効果的に運用していくか―,近年の大きな命題と言えます。そのため操業改善や競争力強化へ向けてDX化やIIoT化などが進み始めていますが,製造実行システムであるMESの役割にも注目する必要があります。MESは生産計画をダウンロードし,現場からの情報をフィードバックするプラント運転操業の最適化を担う中核システムです。それゆえ,今後一層求められる各部門の情報の連携や共有化,あるいは検索・参照のための仕組みづくりにおいてMESの機能の拡充は重要な要件と言えます。
そこでこの企画では,製造革新へと向かうプラント/工場のこれからのあり方を考える上で要素となるMESの動向を取り上げます。クラウド型やオンプレミス型など多様なニーズに対応する機能を有したMESが,生産現場の特性にいかに適応し,何が実現できるのか,システムソリューョンを通して進展方向を探ります。
【雑誌コード 03555-3】
来月の月刊「計装」 【4月号】

高度制御による製造革新とサステナビリティ推進
プロセス分析/環境計測の適用方向
高度制御による製造革新とサステナビリティ推進
プロセス分析/環境計測の適用方向
【雑誌コード 03555-4】


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おすすめの書籍
計装エンジニアのための コントロールバルブ

本書は、知る人ぞ知るコントロールバルブのボーマンが、豊富なバルブセールスで得た知見のもと、ユーザの計装エンジニアへの助言をふんだんに盛り込んだコントロールバルブを本質から理解するための解説書です。
世界の、日本のフィールドはフィールドバス時代を前にして大きく変わろうとしています。その中にあってコントロールバルブの果たす役割は、さらに計装寄りになり、従来のコントロールバルブの機能を超えたものへと発展していくでしょう。それを実現していくのは、少なくとも必要とする付加機能を提案していく役割を担うのは、プロセスをよく知ったユーザサイドの計装エンジニアです。
その意味で本書は、これからの計装エンジニアリングの手引き書でもあります。