月刊「計装」の工業技術社は工業計測分野の
技術誌・専門図書を発行している出版社です。
月刊「計装」を発行して以来、65年、創刊800号を迎えました。

INSTRUMENTATION
CONTROL
ENGINEERING
お知らせ
最新号の紹介
今月の月刊「計装」

脱炭素社会への新たなエネルギー管理の考え方・進め方
生産工場やインフラ設備,ビル等の従来からの省エネ対策から,脱炭素化や環境負荷低減といった広範かつ多様で精緻なエネルギー管理へと思考の転換が加速しています。温室効果ガス排出削減をはじめとした環境問題への取り組みは製造業にとって不可避の課題であり,具体的な施策とともにその効果の見える化など厳しい要件が求められています。
一方,グローバル経済が伸張するなかで近年の紛争や大規模な自然災害などの影響は計り知れず,環境対策を進めながらエネルギーコストの低減と同時に安定・安全操業をいかに実現していくかが喫緊の課題と言えます。
この企画では,環境対策への社会的要請や法規制が強化される中で生産設備でのエネルギー問題に改めて注目します。
今後,脱炭素社会の実現に向けてどのようなエネルギー管理のあり方が求められてくるのか,アイデアと工夫による新たなエネルギー最適化手法や新/再生可能エネルギーを含めた設備での計装制御技術の進展方向を探ります。


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計装エンジニアのための コントロールバルブ

本書は、知る人ぞ知るコントロールバルブのボーマンが、豊富なバルブセールスで得た知見のもと、ユーザの計装エンジニアへの助言をふんだんに盛り込んだコントロールバルブを本質から理解するための解説書です。
世界の、日本のフィールドはフィールドバス時代を前にして大きく変わろうとしています。その中にあってコントロールバルブの果たす役割は、さらに計装寄りになり、従来のコントロールバルブの機能を超えたものへと発展していくでしょう。それを実現していくのは、少なくとも必要とする付加機能を提案していく役割を担うのは、プロセスをよく知ったユーザサイドの計装エンジニアです。
その意味で本書は、これからの計装エンジニアリングの手引き書でもあります。