月刊「計装」の工業技術社は工業計測分野の
技術誌・専門図書を発行している出版社です。
月刊「計装」を発行して以来、65年、創刊800号を迎えました。

INSTRUMENTATION

CONTROL

ENGINEERING


お知らせ

最新号の紹介

今月の月刊「計装」 【9月号】

計装9月号

リモートオペレーション実現への要素技術と適応法

 安定・安全操業を維持・継続させていくうえで,システム化による現場サポートは不可欠の要素技術の一つと言えます。特に熟練者の減少や少人化を背景に作業負荷の増大などが懸念される昨今の状況では,その役割は一段と重要性を帯びています。人・設備・情報の融合と共にICTを活用したシステムの改善・革新,限られた人員による安全で効率的な運転操業をいかに継続していくかなど,課題解決に向けた具体的かつ実践的なソリューション・テクノロジーが強く求められています。
 そこでこの企画では,プラント/施設の運転・運用オペレーションや保守・点検といった現場フィールド業務をサポートするイノベーション技術として,リモートによるオペレーションシステムの最前線にフォーカスしました。設備/装置の特性に応じた信頼性の高い遠隔監視・保全・点検技術やデータ収集/通信技術,またシステムセキュリティ技術といった求められる要素技術とともに,現場適応法を探ります


【雑誌コード 03555-9】


来月の月刊「計装」 【10月号】



計装9月号

生産工場/施設運用におけるリスク低減と高度保安
~(1)状態監視・検知・診断/予測技法の適応


 国内製造業において,少人化や熟練技術者の減少といった状況が進む中,どのような改善・改革が必要なのか,多分野で議論やアプローチが活発化しています。レガシーな設備/装置や新旧混在の機器/システムが稼働している状況下で,育成してきた現場力に加えてDXに象徴される先進デジタル技術などがどのような機能を発揮するのか,またいかに活用したらよいのか―。現場の視点を含めたトータルな取り組みが指向され始めています。
 そこでこの特集企画では,生産工場およびインフラ設備/公共施設を対象に,自然災害を含めた平常/緊急時のリスク対応や高度保安の視点から技術動向とともに今後の進展方向を探っていきます。その中で今回は,安定・安全操業/最適運用の維持向上をいかに進めていくのか,先鋭的保全技術をまじえた「状態監視・検知・診断/予測技法」に注目します。

[特別企画]デジタル計装革新技術「Ethernet-APL」

【雑誌コード 03555-10】


 
  
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 本書は、知る人ぞ知るコントロールバルブのボーマンが、豊富なバルブセールスで得た知見のもと、ユーザの計装エンジニアへの助言をふんだんに盛り込んだコントロールバルブを本質から理解するための解説書です。
 世界の、日本のフィールドはフィールドバス時代を前にして大きく変わろうとしています。その中にあってコントロールバルブの果たす役割は、さらに計装寄りになり、従来のコントロールバルブの機能を超えたものへと発展していくでしょう。それを実現していくのは、少なくとも必要とする付加機能を提案していく役割を担うのは、プロセスをよく知ったユーザサイドの計装エンジニアです。
 その意味で本書は、これからの計装エンジニアリングの手引き書でもあります。

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